2011年09月20日
9月15日セミナーレポート(丸亀市)
こんにちは。
かがわ食品ECサポートサービスの高橋です。
先週、丸亀市の綾歌総合文化会館アイレックスにて
9月の食品ECセミナーを開催しました!
今回のテーマは「中国市場向けネット販売」。
少しばかり大きく感じるテーマですが、
どんどん大きくなる中国EC市場、ビジネスチャンスも広がって行くはず。
将来的には…お考えの企業様も多いことでしょう。
出遅れないための情報収集の機会としてご参加いただいた企業様も多くいらっしゃいました。
それでは簡単に報告です!
第一部
8月の上海最新情報~行って来ました春秋航空で~
日本から中国へのB2Cオンライン販売4つのルート、手法
報告:かがわ食品ECサポートサービス事務局

中国のEC市場進出にあたり、まずはどのような方法が考えられだろうか?ということで、
日本の地域企業と中国市場を結ぶオンライン販売を起点とした4つのルート
・日本から商品直送ルート(2パターン)
・小ロット輸出テスト販売モデル
・本格輸出モデル
とともに、
実際に、どのようなECモールが存在するのかという例もご紹介しました。
インターネット市場のいいところは、
同業他社がどのような売り方をしているのかすぐ自分で調べられるところ。
参加企業の取扱商品ジャンルを例に、
中国ECモールでどのようなものがいくらで売られているか、
ということも簡単にチェックして頂きました。
いろいろな情報、噂が溢れていますが、
私たちそれぞれの持っている情報がそのまま中国の現状とは限りません。
「欲しいデータを自分で入手してみる」
これが成功する中国EC市場進出への第一歩となることでしょう。
第二部
ECによる中国進出の実例と成功ポイント
講師:八木橋 泰仁氏(税理士法人ファシオ・コンサルティング代表社員・税理士 )
今回講師を務めていただいた八木橋さんは、
100社以上企業の経営支援を行うなかで、楽天市場をはじめとするEC運営支援のご経験も多く、
香港にも事務所を持つなど国際税務にも明るいという、
居そうでなかなか身近には居ない税理士さんでいらっしゃいます。
「ECは専門ではいのですが…」と謙遜されていらっしゃいましたが、
さすが楽天市場をはじめ多くのセミナー講師を務められているだけあって、
とても明快に、最新情報を交えたお話をしてくださいました。

「中国ECの現況」
中国では、どのような人がどんな買い物をしているか、
オンラインショッピングではどうか、ということについて
最近の中国出張で見たこと・感じられたことを踏まえてお話していただきました。
「EC市場におけるチャンス」
インターネットがもたらす「ボーダレス化」は
地方から全国にとどまらず、これからは世界へと広がる時代。
・日本・日本製品への信頼の大きさは絶大であること
・海外進出によって日本の経済動向のみに左右されない強さが得られること
・中国EC市場の拡大、その勢い
これらは海外市場(特に中国)への大きな後押しとなるでしょう、とのこと。
それに伴って当然出て来るであろうリスク(為替や政治etc)についても教えていただきました。
「EC独特の商習慣」
国内も海外も、基本の基本は同じ。
わかっているようでなかなか徹底できていない企業様も多いんです、ということで
ECの基本「パーセンテージ商売」「商品ごとの収益力分析」についておさらいしました。
みなさんのお店は大丈夫でしょうか?
「海外販売に向けて」
では、実際どのような方法ステップで海外販売していくか?ということについて
・禁輸品の問題
・関税の問題
・配送の確度の問題
・代金回収の問題
などの留意点を交えてお話いただきました。
「海外販売事例紹介」
なんと!
この日のために、八木橋さん自ら事例となる企業様にインタビューに出向いてくださいました!
ご紹介いただいた事例は
①中国での勤務経験から、現地の人々の日本への信頼感の大きさを目の当たりにし、
「これは何かチャンスがあるのでは」と感じた和菓子屋さん
②世界への日本文化の発信し、同時に国内需要の低下に負けない経営を目指す着物屋さん
の2例。
きっかけはそれぞれですが、
発送に関する問題など経験されたトラブルなどは似ており、
これから海外市場進出を目指す企業様にも参考にしていただけるのではないでしょうか。
また、それぞれ海外販売ならではの工夫や楽しみをもってショップ運営されており、
その前向きな姿勢も、成功へのひとつのポイントなのだろうなと感じました。
ちなみにどちらの事例も東京のお店ではありません。
地方のお店の個性こそボーダレスなインターネット市場で活かす甲斐がある。
都市部に、そして海外に、地方の良質な商品への需要がある。
それがアジア市場共生というひとつの将来像へと繋がる一歩となるかもしれません。
そう八木橋さんはおしゃっていました。
地方でもできる!
地方だからこそできることがある!
とっても元気の出るお話、ありがとうございました!
質疑応答タイムでは、
「放射性物質の影響による輸出規制の問題に関して、現状どうですか」
というご質問がありました。
海外進出を視野に入れていらっしゃる食品関連事業者様にとっては
たいへん気になるところですよね。
講師の八木橋さん、事務局ともに
現状としては、表向き/政治的な側面から見ると今は厳しいけれども、
現地での風評被害は現在ではさほど気にするほどではないだろう、
との見解をお伝えしました。
そして、ちょうどこの事業の委託元である香川県からのご参加もありましたので、
9月の上海視察から感じたことをお話いただきました。
(突然の振りにお応えいただきありがとうございました!)
やはり日本食人気は健在で、スーパーにも日本食材が並んでいたそうです。
ただし規制が厳しく新たに入って来ない関係で、
製造・仕入れが震災以前のものが多そうだということ。
飲食店では食材輸入が厳しくなり、現地調達でしのいでいるところが多いとのことでした。
ただ、日本製品の信頼度が高い、人気だと言っても
その商品がどういうのものなのか?といったストーリーが伝わらないと
現地の人は買ってくれない、と感じたそうです。
また、麺関係商品は中国にも多く、
原材料など価格とは別の付加価値を上手につけて
積極的に売り出せばチャンスがあるのでは、とおっしゃっていました。
まだ調査段階ではあるものの、
香川県もこの分野には前向きに取り組んでいます、とのこと。
ぜひここ香川の多くの食品が、
全国、世界で愛されるようになってほしいものですね!
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
次回のセミナーは、10月21日に高松市で開催します。
こちらもご期待下さい!
▼開催概要はこちら(pdfファイル)

高橋でした。

かがわ食品ECサポートサービスの高橋です。
先週、丸亀市の綾歌総合文化会館アイレックスにて
9月の食品ECセミナーを開催しました!
今回のテーマは「中国市場向けネット販売」。
少しばかり大きく感じるテーマですが、
どんどん大きくなる中国EC市場、ビジネスチャンスも広がって行くはず。
将来的には…お考えの企業様も多いことでしょう。
出遅れないための情報収集の機会としてご参加いただいた企業様も多くいらっしゃいました。
それでは簡単に報告です!
第一部
8月の上海最新情報~行って来ました春秋航空で~
日本から中国へのB2Cオンライン販売4つのルート、手法
報告:かがわ食品ECサポートサービス事務局

中国のEC市場進出にあたり、まずはどのような方法が考えられだろうか?ということで、
日本の地域企業と中国市場を結ぶオンライン販売を起点とした4つのルート
・日本から商品直送ルート(2パターン)
・小ロット輸出テスト販売モデル
・本格輸出モデル
とともに、
実際に、どのようなECモールが存在するのかという例もご紹介しました。
インターネット市場のいいところは、
同業他社がどのような売り方をしているのかすぐ自分で調べられるところ。
参加企業の取扱商品ジャンルを例に、
中国ECモールでどのようなものがいくらで売られているか、
ということも簡単にチェックして頂きました。
いろいろな情報、噂が溢れていますが、
私たちそれぞれの持っている情報がそのまま中国の現状とは限りません。
「欲しいデータを自分で入手してみる」
これが成功する中国EC市場進出への第一歩となることでしょう。
第二部
ECによる中国進出の実例と成功ポイント
講師:八木橋 泰仁氏(税理士法人ファシオ・コンサルティング代表社員・税理士 )
今回講師を務めていただいた八木橋さんは、
100社以上企業の経営支援を行うなかで、楽天市場をはじめとするEC運営支援のご経験も多く、
香港にも事務所を持つなど国際税務にも明るいという、
居そうでなかなか身近には居ない税理士さんでいらっしゃいます。
「ECは専門ではいのですが…」と謙遜されていらっしゃいましたが、
さすが楽天市場をはじめ多くのセミナー講師を務められているだけあって、
とても明快に、最新情報を交えたお話をしてくださいました。

「中国ECの現況」
中国では、どのような人がどんな買い物をしているか、
オンラインショッピングではどうか、ということについて
最近の中国出張で見たこと・感じられたことを踏まえてお話していただきました。
「EC市場におけるチャンス」
インターネットがもたらす「ボーダレス化」は
地方から全国にとどまらず、これからは世界へと広がる時代。
・日本・日本製品への信頼の大きさは絶大であること
・海外進出によって日本の経済動向のみに左右されない強さが得られること
・中国EC市場の拡大、その勢い
これらは海外市場(特に中国)への大きな後押しとなるでしょう、とのこと。
それに伴って当然出て来るであろうリスク(為替や政治etc)についても教えていただきました。
「EC独特の商習慣」
国内も海外も、基本の基本は同じ。
わかっているようでなかなか徹底できていない企業様も多いんです、ということで
ECの基本「パーセンテージ商売」「商品ごとの収益力分析」についておさらいしました。
みなさんのお店は大丈夫でしょうか?
「海外販売に向けて」
では、実際どのような方法ステップで海外販売していくか?ということについて
・禁輸品の問題
・関税の問題
・配送の確度の問題
・代金回収の問題
などの留意点を交えてお話いただきました。
「海外販売事例紹介」
なんと!
この日のために、八木橋さん自ら事例となる企業様にインタビューに出向いてくださいました!
ご紹介いただいた事例は
①中国での勤務経験から、現地の人々の日本への信頼感の大きさを目の当たりにし、
「これは何かチャンスがあるのでは」と感じた和菓子屋さん
②世界への日本文化の発信し、同時に国内需要の低下に負けない経営を目指す着物屋さん
の2例。
きっかけはそれぞれですが、
発送に関する問題など経験されたトラブルなどは似ており、
これから海外市場進出を目指す企業様にも参考にしていただけるのではないでしょうか。
また、それぞれ海外販売ならではの工夫や楽しみをもってショップ運営されており、
その前向きな姿勢も、成功へのひとつのポイントなのだろうなと感じました。
ちなみにどちらの事例も東京のお店ではありません。
地方のお店の個性こそボーダレスなインターネット市場で活かす甲斐がある。
都市部に、そして海外に、地方の良質な商品への需要がある。
それがアジア市場共生というひとつの将来像へと繋がる一歩となるかもしれません。
そう八木橋さんはおしゃっていました。
地方でもできる!
地方だからこそできることがある!
とっても元気の出るお話、ありがとうございました!
質疑応答タイムでは、
「放射性物質の影響による輸出規制の問題に関して、現状どうですか」
というご質問がありました。
海外進出を視野に入れていらっしゃる食品関連事業者様にとっては
たいへん気になるところですよね。
講師の八木橋さん、事務局ともに
現状としては、表向き/政治的な側面から見ると今は厳しいけれども、
現地での風評被害は現在ではさほど気にするほどではないだろう、
との見解をお伝えしました。
そして、ちょうどこの事業の委託元である香川県からのご参加もありましたので、
9月の上海視察から感じたことをお話いただきました。
(突然の振りにお応えいただきありがとうございました!)
やはり日本食人気は健在で、スーパーにも日本食材が並んでいたそうです。
ただし規制が厳しく新たに入って来ない関係で、
製造・仕入れが震災以前のものが多そうだということ。
飲食店では食材輸入が厳しくなり、現地調達でしのいでいるところが多いとのことでした。
ただ、日本製品の信頼度が高い、人気だと言っても
その商品がどういうのものなのか?といったストーリーが伝わらないと
現地の人は買ってくれない、と感じたそうです。
また、麺関係商品は中国にも多く、
原材料など価格とは別の付加価値を上手につけて
積極的に売り出せばチャンスがあるのでは、とおっしゃっていました。
まだ調査段階ではあるものの、
香川県もこの分野には前向きに取り組んでいます、とのこと。
ぜひここ香川の多くの食品が、
全国、世界で愛されるようになってほしいものですね!
ご参加いただいたみなさま、どうもありがとうございました!
次回のセミナーは、10月21日に高松市で開催します。
こちらもご期待下さい!
▼開催概要はこちら(pdfファイル)

高橋でした。

Posted by Webマーケッター at 14:23│Comments(1)
│セミナー報告
この記事へのコメント
初めまして、香川県の団体様ですか?中国のECにご興味があるのでしょうか?
当方淘宝ベビー用品販売を3年ほど行い、現在第三位の売上となっております。
食品や医薬品は現在輸入どころか、輸入にあたっての許認可も降りない状況ですが、いずれオープンになると考えております。
先を見て仕入っ先開拓などをしておりますのでコメント差し上げました。
当方の連絡先は上記ウェブサイトもしくは
www.shoconsulting.comとなります。
当方淘宝ベビー用品販売を3年ほど行い、現在第三位の売上となっております。
食品や医薬品は現在輸入どころか、輸入にあたっての許認可も降りない状況ですが、いずれオープンになると考えております。
先を見て仕入っ先開拓などをしておりますのでコメント差し上げました。
当方の連絡先は上記ウェブサイトもしくは
www.shoconsulting.comとなります。
Posted by 内田 at 2011年11月08日 18:27